竹中 克行(たけなか・かつゆき) 都市コミュニケーション研究所代表/プロジェクト総括 地理学者/愛知県立大学教授 東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学,博士(学術) 地中海ヨーロッパのフィールド調査・研究を下敷きとして,日本国内で応用的な都市研究を手がける。主な著書に,『空間コードから共創する中川運河――「らしさ」のある都市づくり』(鹿島出版会,2016年,編著),『人文地理学への招待』(ミネルヴァ書房,2015 年,編著),『グローバル化と文化の境界──多様性をマネジメントするヨーロッパの挑戦』(昭和堂,2015 年,編著),『俗都市化──ありふれた景観 グローバルな場所』(昭和堂,2013 年,共訳),『スペインワイン産業の地域資源論──地理的呼称制度はワインづくりの場をいかに変えたか』(ナカニシヤ出版,2010 年,共著),『多言語国家スペインの社会動態を読み解く──人の移動と定着の地理学が照射する格差の多元性』(ミネルヴァ書房,2009 年,単著)など。
内山志保(うちやま・しほ) オープンディスカッション企画運営/視覚的普及メディア制作企画 愛知大学三遠南信地域連携研究センター研究助教 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科博士前期課程修了,芸術工学修士 エリアマネジメントに関する実践的研究活動を手がける。中川運河をフィールドとして市民の間に育つ風景について探求している。
クレメンス・メッツラー(Clemens Metzler) 視覚的普及メディア制作 コミュニケーションデザイナー ドイツ生まれ,ブルグギービッシェンシュタイン国立芸術デザイン大学ハレ美術学部卒業 1998年に来日。クレメンス・メッツラーデザイン事務所を設立し,企業をクライアントとするデザイン制作を数多く手がける。愛知県立芸術大学などで非常勤講師を務める。
長谷川泰洋(はせがわ・やすひろ) 歴史的環境の空間コード研究/コンペの提案 名古屋産業大学現代ビジネス学部環境マネジメント研究科講師 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科博士後期課程単位取得退学,博士(芸術工学) 専門は緑地計画学・緑地保全学。生物多様性・生態系サービスの評価手法・保全手法について,社会ー生態システムを切り口とした研究を手がける。
齊藤由香(さいとう・ゆか) 歴史的環境の空間コード研究 金城学院大学教授 名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了,博士(地理学) 専門は人文地理学,景観研究。スペインのワイン産地の景観を対象に,景観を切り口とした土地と人との関係性の探求を試みる。主著に,『スペインワイン産業の地域資源論──地理的呼称制度はワインづくりの場をいかに変えたか』(ナカニシヤ出版,2010年,共著),「人々がはぐくむ景観――スペインのブドウ畑から」(『地理』62巻7月号~12月号(連載),2017年,単著)など。
大澤正治(おおさわ・まさはる) 経済・環境・防災の視点からの都市分析・都市計画 愛知県立大学客員共同研究員(元・愛知大学経済学部大学院経済研究科教授) 電源開発に関わる長年の実務経験を下敷きに,2000年より,愛知大学経済学部・大学院経済学研究科で教鞭を執る。通商産業省の「アジアにおける電力分野の燃料調達及び企業進出を巡る動向に関する調査」で委員長を務めた。最近の書作に『新次元の日中関係』(新評論,2017年,共著)など。
武者忠彦(むしゃ・ただひこ) 空間コードの応用と理論的検討 地理学者/信州大学准教授 東京大学総合文化研究科博士課程修了,博士(学術) 主な著書に『信州まちなみスタディーズ〈佐久穂〉――谷あいにたたずむ近代化の遺構』(信濃毎日新聞社,2013年,共著),『信州まちなみスタディーズ2〈小諸〉――坂のある城下町の曲がり角』(信濃毎日新聞社,2015年,共著)など。
小澤勝志(おざわ・かつし) オープンディスカッション運営補佐 リンナイ株式会社管理本部広報部所属 愛知大学法経学部法学科卒業 中川運河再生文化芸術活動助成事業(ARToC10)を通じて,中川運河再生活動に関わる。
川口暢子(かわぐち・のぶこ) 中川運河空間コード研究 名古屋大学未来材料・システム研究所・研究機関研究員 名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程単位取得満期退学, 博士(工学) 専門は都市計画・緑地計画。人口減少時代におけるグリーン・インフラストラクチュアの都市計画的展開に向けて,制度・政策の研究を進めている。
横関浩(よこぜき・ひろし) 中川運河空間コード研究 建築家 STANDS ARCHITECTS 代表